中国科学院は、中国全土に百以上の付属研究所、2つの大学などを有しており、これらの事務的な業務を総合調整するために、下図の通り、本部のある北京を含めて12の地域に分院を有している。

それぞれの分院では、担当の省・自治区が決まっており、具体的には北京(北京市、天津市、山西省を管轄)、瀋陽(遼寧省、山東省)、長春(吉林省、黒竜江省)、上海(上海市、福建省、浙江省)、南京(江蘇省)、武漢(江西省、湖北省)、広州(広東省、湖南省、海南省)、成都(四川省)、昆明(雲南省、貴州省)、西安(陝西省)、蘭州(甘粛省、青海省)、新疆(新疆ウィグル自治区)である。
なお、安徽省にある合肥物質科学研究院及び中国科学技術大学は、分院で事務調整を行わず、直接本部で事務調整が行われている。