2023年5月22日 / 最終更新日時 : 2023年5月22日 スタッフ ニュースレター第23回 NIHの新長官が決まる見込み 長期間空席となっていた米国国立衛生研究所(NIH)の第17代長官に、NIH傘下の研究所の1つである米国国立がん研究所(NCI)所長のモニカ・ベルタニョリ(Monica Bertagnolli)氏が指名される見込みとなっ […]
2023年5月4日 / 最終更新日時 : 2023年5月8日 スタッフ ニュースレター第22回 ES細胞から作出したサルの胚を子宮に移植 中国の研究チームが、サルのES細胞(胚性幹細胞)から人工胚を作出し、それを雌ザルの子宮に移植したところ、移植された雌ザルは妊娠初期の反応を示した。その研究成果は4月6日付けのCell Stem Cell誌に掲載されたが […]
2023年5月4日 / 最終更新日時 : 2023年5月8日 スタッフ ニュースレター第19回 現在における中国のライフサイエンス研究10~国の幹細胞研究と再生医療 再生医療とは、ケガや病気などによって失われた機能を幹細胞により元どおりにすることを目指す医療である。幹細胞は、もともと身体に存在する「体性幹細胞」、胚(受精卵)から培養して作る「ES細胞」、人工的に作製される「iPS細 […]
2023年4月18日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 スタッフ ニュースレター第18回 現在における中国のライフサイエンス研究9~中国での脳研究と霊長類実験 脳のメカニズムは複雑で、意識、自由意思、睡眠、精神疾患、認知症等まだまだ分からない部分が多く、人体に残された最後の秘境と言われる。近年中国の研究者も脳研究に積極的に取り組んでいる。また脳研究などのための霊長類研究も盛ん […]
2023年4月18日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 スタッフ ニュースレター第21回 両親が雄のマウスが誕生 大阪大学の研究者らは、雄のマウスのiPS細胞(人工多能性幹細胞)から卵を作り、さらにそれを別の雄マウスの精子と受精させて子供マウスを誕生させることに成功した。つまり両親が雄のマウスを作ったのである。哺乳類の雄のiPS細 […]
2023年4月10日 / 最終更新日時 : 2023年4月10日 スタッフ ニュースレター第17回 現在における中国のライフサイエンス研究8~中国の遺伝子組換え(GM)作物~ 中国でのGM(遺伝子組換え)作物に関する近年の動向を述べる。
2023年4月10日 / 最終更新日時 : 2023年4月10日 スタッフ ニュースレター第20回 史上初の昆虫の脳の完全なマッピングが完成 英国ケンブリッジ大学のグループは、12年の歳月をかけて、ショウジョウバエ(キイロショウジョウバエ)の幼虫の脳の完全なマッピングを完成させた
2023年3月27日 / 最終更新日時 : 2023年3月27日 スタッフ ニュースレター第16回 現在における中国のライフサイエンス研究7~中国の精密医療~ ゲノム科学の成果の実用化として、近年注目されているものに精密医療がある。中国は2016年より、国家科学技術イノベーション第13次五か年計画及びその関連計画のもとで、精密医療プロジェクトを実施している。2021年から開始 […]
2023年3月27日 / 最終更新日時 : 2023年3月27日 スタッフ ニュースレター第19回「機能獲得研究」に対する米国の検討状況について 米国において、「機能獲得研究」に対する規制の在り方についての報告書が取りまとめられつつある。ただ、難しい論点もあり、スムーズな結論に至ってはいないようである。
2023年3月13日 / 最終更新日時 : 2023年3月13日 スタッフ ニュースレター第15回 現在の中国におけるライフサイエンス研究6~世界に誇るシーケンス技術を有するBGI~ 広東省深圳市を拠点とするBGI(華大基因)は、世界最多の次世代シーケンサーを有し、中国国内や世界各国のシーケンスの受託を行い、世界のシーケンス工場の名をほしいままにしてきた。
2023年3月13日 / 最終更新日時 : 2023年3月13日 スタッフ ニュースレター第18回 英国で10万人の新生児の全ゲノム解析がスタート 英国でこれから2年間、10万人の新生児に対し、全ゲノム解析が行われることになる。目的は、通常の新生児スクリーニングでは見つけることのできない、およそ200もの希少疾患を見つけることである。
2023年2月27日 / 最終更新日時 : 2023年2月27日 スタッフ ニュースレター第14回 現在の中国におけるライフサイエンス研究5~サルの脳へのヒト遺伝子の導入~ 1. サルの脳へのヒト遺伝子の導入(中国科学院昆明動物研究所の例) 2019年3月、中国科学院昆明動物研究所と米国ノースカロライナ大学らの共同研究チームは、中国科学誌『ナショナル・サイエンス・レビュー』において、ヒトの […]
2023年2月27日 / 最終更新日時 : 2023年2月27日 スタッフ ニュースレター第17回 “古代人のゲノム解析”は現代に何を語りかけるのか 本記事は、「古代人のゲノム解析でノーベル賞」の内容を加筆・修正し、雑誌「公明」の2023年3月号に投稿した記事を紹介するものである。前回の記事はゲノム解析が中心であったが、今回はそれに加え沖縄大学院大学(OIST)についても触れている。
2023年2月13日 / 最終更新日時 : 2023年2月13日 スタッフ ニュースレター第13回 現在の中国におけるライフサイエンス研究4~ヒト受精卵からのヒトの誕生その2~ 前回に続き、中国人研究者・賀博士によるゲノム編集ベビー誕生公表後の反応を取り上げる。 1. 国内外の研究者の反応 賀博士による遺伝子編集ベビー誕生のニュースは、世界の研究者からだけではなく、中国国内の研究者からも批判 […]
2023年2月13日 / 最終更新日時 : 2023年3月3日 スタッフ ニュースレター第16回 鳥インフルエンザによるパンデミックの可能性について 日本国内では最近、鳥インフルエンザが猛威を振るっている。感染した鶏がいる養鶏場では大量に鶏の殺処分が行われ、鶏卵の価格も上昇している。だが、これが鳥だけでなく、哺乳類、さらにヒトにまで感染するようになったらどうなるだろうか。